国際奉仕

2023-24年度 国際奉仕委員会方針

国際奉仕は、他国の人々を助ける活動を通じて、彼らの文化、慣習、功績、願い、問題などに対する認識を養い、国際理解、親善、平和を推進するために行う奉仕活動です。奉仕活動の重点目標として、平和の推進、疫病との闘い、水と衛生、母子の健康、教育の支援、地元経済の発展、環境保護、ポリオ撲滅が挙げられています。アフターコロナということもあって各地で活動が活発化し始めています。既存のプロジェクトを引き継ぐ一方、前期よりフィリピンの井戸掘り事業という新しい取り組みを始めましたので、その後の展開を見守り、当クラブができることを検討していきます。同時に、引き続き今後、当クラブが主体となって取り組める独自の国際奉仕活動を見つけるべく模索いたします。

1.ケニア水支援プロジェクト

今期で10期目のプロジェクトです。東京広尾RCにより提案されました。10クラブの支援により、合計で13本の井戸を計画し、すでに多くの井戸が完成しています。探査機を1機購入して提供する計画です。ケニア国内政治情勢の変化によってスケジュールが大きく遅れ、かつ新型コロナウイルスの影響も大きく不透明な面がありましたが、取りまとめている東京広尾RCの継続意思は固く、グローバル補助金を活用して受け取っていますので、プロジェクト自体は引き続き継続されています。当クラブとしても、引き続き協力していくことを考えています。

 

2.WATER SAVES LIVES IXプロジェクト

フィリピンの小学校に井戸を掘る、WATER SAVES LIVES IXプロジェクトに参加しています。Hostは3770地区のMeycauayan Uptown Club、International Clubが6060地区のSt. Louis Rotary Club です。このプロジェクトは2013年に開始され、すでに9期目のグローバル補助金事業です。これまでに100以上の小学校がこのプロジェクトによって井戸を作ってもらうことができています。現在も少なくとも18の貧しい学校があるのですが、今回は、5つの小学校を選定して井戸を掘ることになっています。渋谷ロータリークラブでは、参加してすでに1,000ドルの現金による貢献をしています。秋口にプロジェクトが完了する時期には視察の機会があるかと思います。皆さんと一緒に現地の様子を視察に行くことができましたら幸いです。

 

3.イーストホノルルロータリークラブとの交流

コロナにより交流が途切れてしまった姉妹クラブのイーストホノルルロータリークラブと交流を再開し、強化したいと考えています。予算の使用が必要な場合には随時検討し、新しい関係性を構築していくための礎を作れればと考えています。

 

4.当クラブ独自の国際奉仕プロジェクトの模索

引き続き、東京渋谷ロータリークラブ独自の国際奉仕プロジェクトを発掘するために、情報収集を行いたいと思います。プロジェクトの機会を探索・発掘し、必要に応じて立ち上げに向けての準備を行うために予算を活用したいと考えています。

職業・社会奉仕

2023-24年度 職業・社会奉仕委員会方針

今年度より、活動内容を明確にしつつ、自主的に奉仕活動を進められる様に、委員会内に3つのグループを設けて参ります。特に、渋谷区が進める、渋谷地域の社会課題の解決に資する活動や商店街・町会が実施する活動に貢献することで、渋谷ロータリークラブのプレゼンスを高め、会員増強に繋げていきたいと思います。また、寄付・寄贈した以降も継続的に関与できる様な活動に重点をおき、検討して参ります。さらには、渋谷ロータリークラブのみならず、親クラブである恵比寿ロータリークラブとの連携、ローターアクトの立上げにも貢献できる様な活動も検討・実施して参ります。

 

(DGイベントグループ)

1.渋谷区実施計画2023、渋谷区まちづくりマスタープランに沿った活動の実施

2.駒テラス西参道プロジェクトにおける植栽等の支援を通して、これからの渋谷地域の活性化につながる奉仕活動を渋谷区と連携しながら行う。

 

(渋谷地域奉仕グループ)

渋谷地域で従来活動してきた奉仕活動への参加、それから会員の要望も踏まえた新たな奉仕活動への参加を検討の上実施していく。

1.ガーディアン・エンジェルスへの支援

2.渋谷地域の各種活動への参加

・ガーディアン・エンジェルス パトロール(実施状況未確認)

・青山通り景観維持活動(違法駐輪、違法看板、清掃等)

・宮益坂植栽活動(花植え)

・宮益坂清掃活動

・渋谷区主催美化キャンペーンへの参加

・岡本太郎大壁画「明日の神話」すす払い活動への参加

・その他、各商店街・町会実施の活動への参加

・ハチ公100周年にちなんだ各種活動

・忠犬ハチ公銅像維持会への参加(継続

・渋谷区×秋田県大館市の連携・交流事業への貢献

 

(バザーグループ)

11月の渋谷区開催の区民フェスティバルにブースを設け、東京渋谷ロータリークラブの活動のPRと全世界のロータリークラブで行っているポリオ撲滅の広報と募金活動ためバザー開催を全員の協力により行う。

1.しぶや区民フェスティバルへの参加

・ポリオ寄付以外の寄付も視野に入れたバザーの実施

・ブースにおいて、バザー以外のイベントの検討・実施

青少年奉仕

2023-24年度 青少年奉仕委員会方針

青少年奉仕委員会は、インターアクト委員会、青少年交換委員会、RYLA委員会、インターシップ委員会の4つの委員会と、独立したローターアクト委員会があります。基本的には、今までやってきました青少年育成プログラムの活動を継続いたしますが、重点項目として、インターアクト委員会とローターアクト委員会の活動を行います。それから青少年交換、RYLA、インターシップについては、今まで通り地区の各委員会の要請に沿って活動していきます。

 

(インターアクトグループ)

高等学校を対象として、インターアクトクラブを高校内に創設して頂き、高校生に奉仕活動を通して地域社会、多種団体、ロータークラブとの協働、親睦を図りながら、リーダーシップを学び、リーダーとして成長する機会を提供する。

1.高等学校への企画、提案書と対象インターアクトクラブへの支援プログラムを作成する。

2.対象高校への交渉と、高校内にインターアクトクラブ設置のお願いする。

 

(ローターアクトグループ)

ローターアクトクラブの活動と育成の重要性が叫ばれ、大学生、若い成人、社会人に広く参加を募り、奉仕活動の奨励、地域社会、ロータリークラブとの協働、親睦を通してリーダーシップを磨き、次世代のロータリアンを育成する

1.募集の為の資料作成及び広報、PR活動

2.ローターアクトクラブ設置の為の支援プログラムの策定

3.具体的対象者への募集活動