東京渋谷ロータリークラブ

2025-26年度 会長 古⾕ 治⼦

2025-2026 年度活動方針

『25周年の節。過去から未来へよいことを伝承し、楽しく奉仕活動をしよう!』

改めまして今年度の会⻑職をいただきました古⾕です。微⼒ではありますが、皆様のお役に⽴てますように、精⼀杯務める努⼒をすることをお約束します。

どうぞ皆様ご協⼒を宜しくお願いいたします。

私は 33 年にわたり、⼈財育成事業を通じて組織⼈の成⻑を⽀援する活動に従事しております。私がこれまで培ってきた教育のノウハウを活かし、クラブの活性化と、次世代リーダーの育成を鑑みながら貢献してまいります。昨今の社会的問題として、経済格差の拡⼤や、環境問題、ダイバーシティ推進など、私たちが向き合うべき課題は多岐にわたります。企業や⾏政とも連携しながら、地域活性化のための施策を⽴案し、実⾏に移してまいります。

25 周年の⼤きな節⽬です。ただ増強、新規事業⽴ち上げの拡⼤志向だけではなく、今までを振りたくさんの良いことを掘り起こし伝承し、改善点には⼯夫をこらして、⼈が定着する、組織の質の向上を図ることが⼤切と考えています。渋⾕のこれまでを総括し、時代に沿った変化は受け⼊れ適応しながら進めていきます。創⽴から 25 年ベテラン層から中堅・若⼿へノウハウや知識、⼈脈の移管を含めつつ、今後のリーダーを育成して、さらに成⻑する渋⾕ロータリーの発展に重きを置きます。維持・継続するためには、楽しく、無理なく、貢献実感を感じていただける、連携を強化した会の運営をしていきます。

●当クラブの優先推進事項

【1】25 周年記念感謝の会を成功させよう

周年記念を⾒据えて、姉妹クラブ・2750 内クラブや他クラブとの交流を強化します。25 周年実⾏委員会を発⾜させ、関係各位に対してこれまでの感謝の⼼を伝えます。チャーターメンバの⽅々のこれまでのご尽⼒と貢献に感謝し、また親クラブからの指導や、他クラブの⽅々からのご協⼒への感謝を伝える会とし成功させます。25 年間という⽉⽇は、ただの通過点ではありません。渋⾕ロータリークラブが「渋⾕」という地域に根ざし、地域とともに歩んできた証です。渋⾕は今、世界的にも知られる国際都市として、絶えず変化し、進化し続けています。ベンチャー企業の台頭、再開発の進展、多様な⽂化が交差するこの街で、私たちのクラブは地域に根差し、未来に貢献する役割を果たし続けてきました。こうした活動を⽀えてくださったすべての⽅々に感謝の意を⽰すため、今年度は 25 周年記念感謝の会を最優先課題として、皆様と作り上げてまいります。250 名規模のアットホームな会を⽬指し、親クラブをはじめ、関係各所への感謝を伝えこのイベントをきっかけにさらなるたくさんの⽅々と深い絆を作り上げます。

【2】渋⾕らしさを活かした奉仕活動の展開

私たちは「渋⾕」というブランド⼒を最⼤限に活かした奉仕活動を推進します。渋⾕には多くの企業や団体が集まり、グローバルな発信⼒も持っています。その中で、私たちロータリークラブが果たすべき使命は何か。それは「地域貢献と世界をつなぐ懸け橋となること」だと考えます。今年度は、渋⾕区の⼦ども家庭⽀援センター「渋⾕区⼦育てネウボラ」の傘下 社会福祉法⼈若草会の児童養護施設に、必要な備品の寄贈(ダイニングテーブル・扇⾵機・防災カーテン・扇⾵機等)などの⽀援活動を⾏います。また、気候変動への関⼼が⾼まる中、環境保護への取り組みとして清掃活動や持続可能な資源活⽤をテーマに、⾃治体や地元企業と連携しながら新たなプロジェクトを模索していきます。引き続き清掃活動、ガーディアンエンジェルズとの駅周辺⾒回りの継続事業はもとより、新たに渋⾕区や⾃治体と連携し、持続可能な奉仕活動実現に貢献していきます。

【3】会員構成と参加形態の多様化

クラブの持続的な発展には、会員の多様性と定着が⽋かせません。当クラブでは、Diversity(多様性)、Equity(公平性)、Inclusion(包摂性)を⼤切にし、年齢や性別、職種に偏りのない会員構成を⽬指してきました。近年では、会員のライフスタイルに対応するために、オンライン例会を毎回取り⼊れ、国内はもちろんの事海外からも簡単に例会に参加できる柔軟な形も定着しました。また、今年度も夜間例会や新たに同好会を誕⽣させて、親睦をさらに深め柔軟な参加の形をつくっていきます。今年度も、こうした取り組みをさらに推進し、仕事や家庭との両⽴を図る多忙な会員の皆様が無理なく楽しく参加できる運営を⼼がけていきます。

【4】⼈が育ち、継承されるクラブづくり

ロータリークラブは、ただの奉仕団体ではありません。⼈が成⻑し、⼈を育て、知識や経験が継承されていく「学びの場」であり「⼈づくりの場」です。創⽴ 25 年を迎えた今、私たちがすべきことは、これまでクラブを⽀えてきたベテランの皆様の知⾒や⼈脈、運営ノウハウを中堅・若⼿会員へと引き継ぐ仕組みをつくることです。そのために、若⼿とベテランがタッグを組んだ奉仕活動やプロジェクトを推進し、メンター制度の導⼊、定期的なテーブル席替えなど、⾃然な形での交流を促進していきます。例会では、お互いが知っているようで、知らないということが多いもの。これを⾃⼰開⽰の場、互いを知る場、ビジネス拡⼤の場として、例会で2分間近況報告やさらに私を知ってくださいの⾃⼰プレゼンも作ってまいります。

【5】新たな挑戦と連携の強化

私たちは、今ある活動をそのまま続けるだけではなく、「取捨選択」と「統合」を⾏い、時代やニーズに即した新たな取り組みを⾃由に提案できる⾵⼟を育てたいと思います。会員が少ないからこそ、協⼒し合い、効率的に、そして何よりも楽しく活動することが⼤切です。また、ファンドレイズを昨年以上に強化したいと考えています。新規会員の獲得とともに、現会員の愛着⼼を⾼める施策も強化します。「来てよかった」「また来たい」と思える楽しいクラブ運営を⼀緒に⽬指してまいります。